お盆過ぎて、今年も、ジャクソンホール中央銀行フォーラム開催の時期になった。

今年は8月27-29日。

昨年は、パウエルFRBの利下げが話題となり、金急騰を招いた。(昨年の本欄参照↓)
ジャクソンホールでのパウエル講演後、金急騰だが。。
https://kikinzoku.tr.mufg.jp/ja/blog/market/archive/archive-9215182600836063641978.html

今年は、うってかわって、ウォーシュ新議長の利上げの可能性が注目される。
直近の雇用統計やCPIの結果が、想定より弱めに出て、利上げ確率も33%まで下がってきた。
とはいえ、利上げ観測後退とはいえ、33%は利上げを予測しているとも言える。

ジャクソンホールでのウォーシュ発言が、「なにがなんでもインフレ退治重視で、利上げ示唆」から「労働市場安定も重要」などの利上げに慎重なトーンに変わると、金には追い風となる。

我が植田総裁が参加するか否かは、健康問題もあり、定かではない。
とはいえ、日米協調介入に関して、ベッセント財務長官の本音が、日本金融当局による米国債売却を回避することであったことは明白。
NY金市場では、基軸通貨としての米ドルへの信認低下を米国金融当局も最も恐れていたと解釈され、金買いの要因が確認されたと映る。

ジャクソンホールでも、歴史的な日米為替協調介入についての議論が交わされるは必至。
ウォーシュFRB議長の立場では、本来、FRBが、コロナ危機に際して準備したレポ・ファシリティー(米国債を担保に米ドルを融資する制度)を、ベッセント財務長官が、FRBに相談もなく、日米為替介入に使ったとされることが、不満であろう。

更に、日米為替介入で売られた通貨が米ドルではなく、ユーロであったこと。おそらく、これもECBに相談はなかったと見られていることも、中銀筋では話題になっている。

まぁ、張本人のベッセント財務長官が、中央銀行フォーラムに出席するはずはなく、欠席裁判になるのかね。

なお、トランプ大統領が、ウォーシュ議長の利上げ示唆は黙認して、同氏を擁護の姿勢だが、FOMCのメンバーであるFRB高官や地区連銀総裁の利上げ論に対しては、厳しく批判していることも、ジャクソンホールでの「茶飲み話」になろう。

ウォーシュ氏は、FOMC内での、利上げに関する見解の対立をFamily Fight(家族内の喧嘩)と表現して、健全な議論と位置づけているが、ジャクソンホールでの議論はFamily Fightという雰囲気にはなるまい。

そもそもカンザスシティー地区連銀が主催の、人気避暑地でのカジュアルな
服装での会議だが、それゆえに本音が飛び出す傾向もある。


さて、モーサテでのインタビューが週末OA、テレ東の会員向けサイトで配信されたよ↓
 https://youtu.be/XG8_EsfY1ws?si=faM77ovYL_cPTlSU


最後に、さっき、厚真の親戚が、超新鮮野菜を、わざわざ、札幌まで届けてくれて、めちゃ、ハッピー!!