昨晩のNYダウ平均は大引け1時間前までは前日比400ポイント前後↑で高止まりしていた。
ところが、大引け30分前くらいから急落。アッというまに、上昇幅を46ポイントまで縮小して引けた。安値引けなので後味悪い終わり方だ。
米中貿易戦争に関しては、トランプ大統領・ムニューシン財務長官、カドロー国家経済会議委員長が揃って「火消発言」を繰り返していた。
市場にも安堵感が漂っていた。
そこに、まずシリア情勢急変の兆し。トランプ大統領が48時間以内にシリアに報復攻撃を示唆したのだ。
アサド政権が、再び化学兵器を使用したと主張。
ロシアも関与と非難。米国単独でも制裁を加えるとの姿勢だ。
次に、トランプ大統領の顧問弁護士マイケル・コーエン氏の事務所をFBIが令状をとって強制捜査に踏み込んだ。
これは、トランプ氏と関係を持ったと主張するポルノ女優ストーミー・ダニエル嬢に、コーエン氏が13万ドルの「口止め料」を払ったとされる件。
トランプ陣営とロシアの共謀疑惑を捜査するロバート・モラー特別検察官からの情報提供に基づく強制捜査とされる。
トランプ大統領は、「恥かかされた」「魔女狩り」などと激怒の様子。
この二つの材料が、投資家心理を急速に悪化させた。
円相場は106.75までリスクオフの円高進行。
NY金は1,326ドルから1,336ドルまで急騰。
そして、今日のアジア時間に入り、今度は中国から「良いニュース」が入ってきた。
習近平国家主席が、アジアの政財界要人が集まる「アジアフォーラム」(@海南島)で国内市場を外資に更に解放する方針を発表したのだ。
具体的には証券・保険・自動車製造に関して外資の過半出資を認めるというもの。
これまでは、外資が中国国内で証券や保険事業を営む場合に、中国企業と合弁会社をつくる必要があり、外資出資比率の上限は証券で49%、保険・自動車で50%に抑えられていた。
更に、自動車関税を大幅に引き下げる一方、米国が制限するハイテク製品の対中輸出の緩和を求めている。
問題の知的財産保護についても、中国での外資の合法的な知的財産は保護すると表明している。
この一連の規制緩和発言が市場では好感され、日経平均反騰のキッカケとなった。
円相場も円安に転じ、107円台を回復。金は1,336ドルから1,330ドルまで下落。
但し、シリア情勢は、まだ要注意。
くしくも1年ほど前の2017年4月6日に、地中海に展開している米海軍駆逐艦から巡航ミサイル59発が発射されている。
習主席とトランプ大統領がフロリダで会談している最中だった。
今後、このシリア問題が、アサド政権を支援してきたイラン、ロシアを巻き込み悪化すると地政学的要因として無視できない。
そして、今日の旨い物写真は、待ってました!京都の筍@祇園の「らく山」~~。
くみ上げ湯葉とのコラボも抜群。
上にちょこんとのっている黒いのは「土筆」。
そしてサクラマスとソラマメ。春を感じるね。
らく山の大将の腕はいつも冴えてます。筍の火の通し方が絶妙だよ。