ゲーム後半にいきなり2ー0になったときは、日本人として応援しましたね。

ツイッターで、乾!!!!!NY相場なんて見ている場合か、とツイートしちゃいましたよ。

即、いいねマークが並んで、みんな今夜はこんな時間でも起きているな、なんて思いました。

ベルギーチームも目の色が変わりましたよね。

冷静に、2点のハンデでいい勝負かとも思いましたけど。

日本ゴール前でロブショットみたいな浮き玉がふわりゴール枠内に入ったときは、マジかよ!!!

そして追加タイムギリギリで劇的逆転サヨナラみたいな敗北。悔しい、惜しい。

ピッチを手で叩いて泣き崩れる日本選手。

2-0で良い夢見せてもらった、虚脱感、相場見る気なし、と思わずツイートしました。

瞬間、ドサッといいねマークついて、皆で悔しさ共有。

 

 

ところが、落ち着いたところで、金価格見たら、我々が大騒ぎしている間にNY市場で遂に1,230ドル台まで急落していたのです。

プラチナも40ドル以上のきつい下げ。800ドル台割れ視野に。

パラジウムも1,000ドルの大台は遠くなりました。

とにかくドル高。それも対ユーロと対新興国通貨で米ドル高。

対円では、さほど動いていません。

NY市場では、貿易戦争劇化懸念で安全性を求めるマネーが米ドルに殺到。安全通貨は円ではなくドルという見解がNY市場では優勢。

ここはリスクオフで円高の日本と温度差を感じます。

金は蚊帳の外。本来なら買われてしかるべき状況ですが。

こういうとき、トレーダー出身の私は四の五の言わず、こういうときもあるさ、全て教科書通りにはゆかないのが生きた相場、と割りきります。

また別な展開の日もやってくるよ、と。

メディアは早速、金の輝き失せる、と月並みな見出し。

長期的には、こういうときが後から見ると買場だった、という経験も一度や二度ではありません。

私は読者ならご存知のように、つい先月、日経紙上で下値1,230ドルとコメントしていたわけですが、あれは今後3ヶ月予測でした。

それが、かくも速く現実となるとは、想定外ですね。正

月の今年年間予測では、1,175-1,335のレンジを呈示していました。

,200割れは瞬間的に終わるイメージでしたから、1,200ドルに接近すると強気派に転向するでしょう。転向する予定です。()。地

政学的要因より金利要因重視のスタンスは変わらずです。