7月雇用統計発表。
雇用者数は、前月比2万3,000人減。市場の8万人増加予想に反して、5か月ぶりのサプライズ減少。
更に、過去2か月分の雇用者数も大幅下方修正。
その結果、FOMC9月利上げ確率は、1週間前の67%から、43%に下がった。これは金利のつかない金には朗報。金価格は、4,150前後の水準から4,350ドル近傍まで急騰。
これで、底値圏脱出と言いたいところだが、まだ43%の利上げ確率は残っており、今週発表のCPI(米消費者物価上昇率)で大きく振られる可能性がある。雇用統計も前回指摘したことだが、9月FOMCまで、まだ1回残っている。
とはいえ、基調としては、NY金市場のセンチメントが、好転しており、金にとって良い材料に反応する傾向が顕著だ。4,000ドルの大台は死守された安心感が漂う。
なお、トランプ大統領が、ウォーシュ新FRB議長と、頻繁に電話で連絡を取り合っていると、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が、すっぱ抜き、やはりホワイトハウスからの政治的圧力が無視できないとの見解が再浮上中だ。
中間選挙を控えるタイミングで、ウォーシュ氏が利上げを強行すれば、トランプ氏との蜜月も終わることになろう。特に、住宅ローン金利が上昇することは政治的に避けたいシナリオだ。
更に、金利上昇で、個人消費が痛む可能性もある。この点は、今週発表の米小売り売上高が重要なヒントになる。
金市場へのインパクトとしては、「悪いニュースが良いニュース」である。
今年の札幌の夏は、涼しい日が多い。今日、珍しく、30度超えで、テレビでは「猛暑注意報」。
私も、すっかり、札幌体質になってしまったので、果たして、夏過ぎた東京に戻り、社会復帰できるか心配~~(笑)


