昨晩のNY市場で、金価格は、ほぼ、4,250ドルを挟む展開であった。(KITCOグラフ緑線)。

金価格が底値圏を本格脱出するための第一歩としては、まず、9月16日開催のFOMCで、利上げが回避され、政策金利据え置きとなることが挙げられる。
本稿執筆時点では、利上げ確率が54.5%、据え置きが45.1%。
1週間前は、利上げが63.4%、据え置きが42.9%であった故、趨勢的には、利上げ予測は後退中だ。

その理由としては、日々乱高下する原油価格だが、傾向としては、下落圧力が、徐々に強まっていることが効いている。

とはいえ、トランプ大統領の中東政策は相変わらず朝令暮改ゆえ、9月16日まで、まだまだ予断を許さぬ展開になるは必至だ。

更に、原油価格以外にも、金市場関連で重要な米経済指標としては、雇用統計。今晩発表の7月分だけではなく、9月4日発表予定の8月雇用統計が、9月FOMCに近いタイミングなので、より重要になる。

仮に今晩の雇用統計で大きく動いても、9月に、それが、ひっくり返されるリスクも意識せねばなるまい。
更に、雇用統計には、前月分の上方・下方修正も、時として、想定外の大きさになるので、要注意だ。

そして、雇用統計と並び、重要視されるのが、CPI(米消費者物価指数)。
8月12日に7月分、9月11日には8月分が発表となる。
FRBが最も重きを置くPCEデフレーターも無視できない。米国全体の個人消費の物価変動を示す指標だ。

経済指標以外では、最重要クラスのイベントも控える。
8月27-29日にカンザスシティー地区連銀が開催するジャクソンホール中央銀行シンポジウムだ、主要国の中銀トップが集まり、壇上での会議に参加する。今年は、なんといっても、ウォーシュ新FRB議長の発言に市場の関心は集中しよう。
過去にも、パウエル前議長の講演で、市場が大荒れになることがあったので、市場は身構える。

かくして、今晩発表の雇用統計の結果だけに捕らわれず、中期的趨勢を常に見ることが重要である。

とまぁ、今日は、ややこしい事を書いてきたが、筆者は、厚真(あつま)から送られてきた超新鮮野菜に囲まれ、自然の甘味タップリのカブ(株じゃないよ(笑)はアッサリ系のイタリアンで、シャキシャキのパプリカは、そのまま、かぶりつくか、と、あれこれ相場見ながら考えている次第(笑)


今年の札幌の夏は、涼しい日が多い。今日、珍しく、30度超えで、テレビでは「猛暑注意報」。
私も、すっかり、札幌体質になってしまったので、果たして、夏過ぎた東京に戻り、社会復帰できるか心配~~(笑)