昨日「雇用統計の結果次第で、3,900ドルも4,100ドルもありうる」と書いたが、あけてびっくり玉手箱、4,100ドル突破に動いた。
就業者増加数が、5月12.9万人に比し、6月は5.7万人と半減。
米利上げ観測に冷や水を浴びせたのだ。
まぁ、ショートカバー(買い手仕舞いの売り)が主体ゆえ、「底入れ」とは言えないが、金売りの流れに一石を投じたことは確か。
これで、7月14日発表の米CPIが「物価指数下落の兆候」を示すと、「底入れ」の可能性も現実味を帯びる。
或いは、ウォーシュ新FRB議長が、「物価安定も重要だが、雇用安定も無視できない」みたいな発言すれば、市場の利上げ観測は大きく後退して、金買い再開が本格化しよう。
ちなみに、トランプ氏は最新インタビューで、「ケビン(ウォーシュ氏のこと)は、敵対的なFOMCメンバーたちのなかで、やるべきことは、やらねばならない」と語っている。
FRB高官たちが、相次ぎ、「利上げ支持」の見解を語っているなか、で、しっかり「利下げ」しろよ!、と言わんばかり。
対して、ケビンは、冷静に、「FRBの独立性は守る」と語っている。
そのような市場環境のなかで、マネーの流れにも、変調の兆しが生じている。
株式市場では、AIブーム・はしゃぎすぎの反省感から、スペースX、IPO買い資金捻出のため「換金売り」した金を買い戻す動きが出始めた。
外為市場では、NY市場でも大人気だった円売り・ドル買いにブレーキがかかり、FX感覚の金買いが増加中。やっぱり、ドル買いより金買いということで、ムードに変化が見られる。
NYの連中との会話で、つくづく感じたことだが、中銀が買っているという事実が、ヘッジファンドの買いより、遥かに説得力があるね~
筆者も久しぶりにアドレナリンが出始めたぜ(笑)
なお、NY市場は、独立記念日の3連休入り。


