今朝の日経朝刊の金記事見出しは「金、7か月ぶり安値、一時4,020ドル台、米利上げ観測で」。

しかし、今朝起きてみれば、金価格は4,200ドル台。
何があったのか。

昨日注目されたPPI(生産者物価指数)は、大きなサプライズもなく通過。

その後、飛び出したのが、トランプ発言。
「今晩予定のイラン攻撃、キャンセル。合意の動きがイラン側に認められる」

市場はただちに反応。
原油・金利・ドルは急落。
金と株は急反発。
またもや、トランプに振り回された。

まぁ、金は4,000ドル割れ回避できたので結果オーライだが、それにしても、米大統領発言のたびに乱高下を繰り返すマーケットは情けない。
これが現実ゆえ、受け止めねばならない。

さて、今後、要注意なのは、来週開催のFOMC。
ウォーシュ新議長のデビュー戦。
政策金利は据え置きとなろうが、問題はウォーシュ発言。

トランプ大統領は「I love inflation 」と言って憚らないが、FRBとしては容認できるところではない。
マーケットとしては、新議長の本音を聞きたいところだが、同氏は、中央銀行関係者が今後の金融政策についての意見を講演でベラベラ喋ったり、ドット・チャートで金利予測を並べて見せたりすることに反対の意を表している。

専門用語では、フォワード・ガイダンスに反対なのだ。
マーケットは新議長の限定的な発言から、推測せねばなるまい。
様々な解釈が乱れ飛び、市場がかく乱される事態が懸念されている。

金に関しては、利上げになんらかの言及するだけで、下げ圧力がかかろう。現状では、マーケットは年内1回の利上げを織り込んでいる。

このような状況下で、金価格はかろうじて4,000ドル割れを回避したが、まだまだ安心できる段階ではない。
但し、しつこいようだが、年後半は新高値を見込んでいる。

それから為替。
昨晩のトランプ発言は、日本の金融当局には、有難かったことであろう。ドル安圧力をかけてくれたのだから。とはいえ、159円台がやっと。今朝は160円台に戻っている。とにかく円相場は160円で膠着。昨日など、終日、殆ど、動かなかった。為替ディーラーもヒマなことであろう。来週、植田総裁病欠のなかで異例の決定が見込まれる日銀利上げばかりを話題に語っている。

ときあたかも、欧州中央銀行は、3年ぶりに0.25%の利上げに踏み切った。

金価格には、FRBの利上げが、先述の如く、大きな問題である。


筆者にとって、大きな話題は、6月が旬の北海道のウニ!
香るようなウニを大胆に、柵ごと、がっつりいただく。
待ち遠しい!(笑)