昨日は、ブログに2回も追記したほど、大荒れ(追記読んでない人は読んでね)。

日本時間深夜に、アクシオス(政治サイト)が、米イラン合意近しと報道したことがキッカケで、下げの流れが一転、強烈な反騰局面となった。
KITCOグラフの赤線が、昨日説明した下落過程。

4,300ドル台で、200日移動平均線を試す展開になっていた。
そして、緑線が、切り返し以降の上昇過程。
下げを見込んだ空売り投機筋が、慌てて、ショートカバーの買い戻しに殺到した。

これで、底入れといいたいところだが、アクシオスは、ホワイトハウスが意図的にリークするとき使われる傾向があるので、要経過観察。

今後も、基本は、FRB利上げ・利下げなど、ドル金利、そして外為市場のドル相場次第。

特に、政策金利を決定するFRB高官の発言にNY金市場は注目。
昨日は、アジア時間で、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁とシカゴ連銀グールズビー総裁が相次いで、利上げ示唆発言。
NY時間に入って、ムサレム・セントルイス連銀総裁が、「今後6か月以内にインフレ率が緩和しなければ利上げ必要の可能性」と語った。

仮に、ウォーシュ新FRB議長が、政策金利据え置きとしても、FRBが最も重視するPCEインフレ率が(昨日発表で)年率3.3%なので、実質的には利上げとなる。

ウォーシュ議長は、AIにより米国経済の生産性が向上するので、利下げできる余地があると主張しているが、AI普及により半導体価格など価格上昇傾向が強まるので、利下げなど出来ないとの議論も根強い。

昨晩はNYの連中と、この議論に熱が入った次第。
まぁ、金融政策の議論を書くと、長くなるので、この程度にしておく。

長期目線では、引き続き、ドル離れ、中銀買いで、上昇トレンドに変わりなし。

今朝の日経朝刊商品面で、インド、貿易赤字で金購入抑制策、国内金需要急減、相場の重荷に、との記事があるが、インドは金に対する文化的選好度が高い国ゆえ、政府が抑え込んでも、密輸が増えるだけ。
愛する娘の持参金としてゴールドジュエリーを持たせるお国柄。
母の愛情を政府が抑え込むのは無理筋だよ。

私は、かねがね「金が本格的に下がるシナリオは?」と聞かれ「インド人と中国人が金を嫌いになるとき」と答えてきた。」

それからグローバル市場面では「銀・プラチナ貴金属ETF、上場相次ぐ。産業向け実需にマネー」との記事。

私のコメントは「銀プラチナは、金よりボラ高く、ハイリスク・ハイリターン」独立系ゆえ、言いたいこと言うので、業界内では嫌われている(笑)
報道する側も心得ていて、業界人が言いにくいことを、私に言わせる魂胆が透けるね(笑)
面の皮だけは、なぜか、あつく出来ているようで~


あ、それから、事務局経由で、講演やら取材やら、依頼が来るけど、御用繁多ゆえ全てお断りしております。そもそも、東京が蒸し暑くなったので、そろそろ、例年の如く、札幌夏季サテライトオフィスに移住するし。
札幌まで取材に来るなら、受けてもいいかも(笑)

なお、プロにとって、一番楽なのは、プロ向けに話すこと。
一番難しいのは、初心者に分かりやすく噛砕いて語ること。