米国もイランも絶対に長期化は避けたい(避けねばならぬ)が、おいそれと妥協も絶対に出来ない。トランプが両国協議中と言えば、イランは、否、協議は無いが、協議への道はある、と対抗する。

 

どちらかがより強い口調で非難すれば、直ちに、WTI原油価格が上がり、インフレ懸念により、米利下げへの道は遠くなり、今や、インフレ対策としてのFRB「利上げ」がメインシナリオに変わり、金は売られる。地政学的リスク(有事リスク)による有事買いではない。金利がつかない金にとって、「利上げ」は天敵ゆえ、売られているのだ。(イラン戦争で、本当に、核兵器が使われるような事態になれば、有事の金買いが復活しよう。考えたくもない話で、書くのも抵抗感を感じるが。)

 

昨晩の金売り第三波も、いわゆる「現金は王様、とばかりの、全て現金化」とか「株の損を金の換金売りで埋める」の類ではない。

 

原油高に関しても、米国は原油生産大国ゆえ、余裕がある。勿論、戦争は大問題だが、日本側が想像するほどの「有事」感覚は感じられない。「遠い戦争」で、米国兵の死亡者数も未だ限定的だ。そのような状況ゆえ、ウオール街の関心は、ずばり、「マネーの金利」。

 

トレーダーの成績は、市場の金利より、どれだけ多く儲けたか、に尽きるのだよ。

 

米10年債利回りが短期間で30bpsも急騰した。これでドル高も加速。金売りを誘発する一因ともなった。

あれこれ、話が長くなったが、昨晩は、米国とイランの主張の隔たりが発火点となり、上記の理由で、4,300ドル台への売りが進行した。(緑線)。

kitcoグラフ

金価格動向を一年グラフ(下記)で見ると、うーむ、4,300ドルゾーンが、常態化すれば、調整期間は、より長引く。こればかりは、米イランによるので、読めない。

 

毎回くどいようだが、年内6,000ドルは変わらない。

 

長期価格傾向はファンダメンタルズで読めるが、短期傾向は投機筋の思惑によるので、読めない。

なお、池ちゃんとのyoutube後半が配信された。結局、二人とも、考えていることは(相場観は)同じなのだよね。何言っても失うものはない私が「弱気派」を演じて、議論をヒートアップさせたほうが、面白かったかな~

【2030年1万ドル】ゴールドが上がり続ける「3つの理由」と長期展望を徹底解説/金は「草食投資」「ガチホせよ」《豊島逸夫×池水雄一×大橋ひろこ》

 

なお、今日の添付写真は、メロン・パフェ!

ここのところ心身ともに疲れ果て、気の置けない若いの誘って、パフェ食べながら、ワイワイ、メジャーリーグ開幕の話しながら、気分転換したよ。フゥ。。。。

最後に、NYの連中は、今週末になにが起こるか、非常に警戒しているよ。

 

ドバイの風景③

追記

メジャーリーグ開幕戦見ながら書いていたら、この記事紹介するの忘れていた。トルコは経常的に金売ったり買ったりしている国。湾岸諸国とは

違う。

 

トルコ中銀、イラン戦争開始以降に約1.3兆円の金準備取り崩し - Bloomberg https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-26/TCIO4LT96OSI00