週開け、WTI原油先物が100ドル近傍。金は5,000ドル割れ。
次の下値抵抗線は4,800ドル。その次は4,500ドル。
投機マネーが、相対的におとなしい金から、値動きが激しい原油先物にシフト。
金の長期上昇トレンドは変わらず(下記KITCO6か月グラフ参照)。短期マネーに大きな動き。
今週はFOMC開催。政策金利据え置き。
年内を見ても、利下げ出来ても1回。ゼロ回観測もFOMC参加者からは聞こえてくる。原油由来のインフレが悪化すれば利上げさえありうるとの発言も。いっぽう、米労働市場はno fire no hire. 解雇も新規雇用も減る傾向。利下げに動く状況ではない。
結局、原油由来のインフレ懸念→利下げ観測後退→ドル金利上昇→ドル高→金売り。
金が下がったというよりドルが上がった、というべきか。
但し、ここが、最も重要なことだが、今のドル高は、NYの視点では、海外に投資していたマネーが、イラン有事を嫌い、先祖(米国)帰り、いわゆるレパトリ現象。東日本大震災のとき、日本企業による円のレパトリで円高になったことと同じ現象。
しかし、長期的視点での、基軸通貨米ドルへの信認低下は全く変わらない。ドルが好まれて買われているわけではない。ただ、現在の国際決済システムは米ドルに依存しているので、とりあえず、ドルが使われていることはたしか。
話を金価格に戻せば、ドル建て金価格は下値模索だが、ドル円が160円視野の円安なので、円建て金価格の下落幅は相対的に相殺される。
以上、まずは、月曜朝時点の速報。


