普段は日本の選挙など全く気にしない海外勢が、今回に限っては、色々電話で聞いてくる。
与党敗北なら、日本株は売り、円も売り、と見込んでいるようだ。
「日本は毎年総理大臣が変わる国」と言われた時代もあったが、その後、「日本は政治的には与党支配による安定国」とされてきた。その前提が、怪しくなってきているので、今後の展開を見守っているのだ。筆者は選挙予測など自分の畑ではないので、新聞報道などを伝えている。
トランプ政権も、現在の日本側の交渉相手が、変わる可能性があることを十分に認識している。それゆえ、関税交渉、防衛費交渉などを実質的に棚上げして、結論を遅らせているわけだ。
さすがに国際金価格には影響なしだが、円建て金価格は、動く可能性がある。
さて、今晩のCPIは重要。関税の影響が出るか、注目である。