金の需給統計を見ると、供給サイドで、「リサイクル」がジワリ増えている。 2023年 1,234トン、 2024年 1,370トン。金価格が暴騰している2025年も、加速しそうだ。
そもそも、有史以来採掘された金の総量(地上在庫)は 21万6,265トンに達する。金は腐食しないので、この21万トン余は、いつか売られ、市場に還流するリスクを秘める。
現段階では、まだ、金価格に上昇余地があるので、金製品を保有している人たちも、「もっと上がるかもしれない。上がったら、売ろう」と、様子見の姿勢だ。しかし、人間の心理というものは、相場がひとたび大幅な下落を演じると、「満員の劇場の非常口に殺到する観客」のごとく、我先に売りに走るものだ。
筆者は、2026年くらいには、「劇場のシンドローム」と呼ばれる、この現象が起きる可能性があると見ている。
金買取のインフラも拡大してきた。町の商店街で「金プラチナ買います」の看板を掲げた店が増えているのは、日本だけではないのだ。
緊急性のある話題ではないが、頭の中に入れておくべきであろう。
そして、今日の写真は、よつ葉乳業の、ソフトアイス。何の変哲もないソフトに見えるが、滑らかな食感が、素晴らしい。ソフトアイス道を極めつつあるが、このシンプルな一品は、ベスト3に入るね(笑)
札幌駅ステラプレースの、みのるダイニング。
華やかなパフェも種類豊富だが、プロは、420円のソフトアイスの原点を好むのだ。
