NY金先物が一足早く3,000ドル突破。
ロコロンドンはグラフのとおり、2,980ドル台。

昨日、金が爆上げするような特別の要因は無し。
ワイン関税200%だけで、金の爆買いは説明できず。モメンタムに尽きる。
関税掛け合いの貿易戦争に勝者なし。
独自の希少価値を持つ実物資産の金が一人勝ち。
上げのスピードが再び加速してきた。

3,000ドル超えての金価格は、極めてボラティリティーが高い展開が続くであろう。3,100、3,200と続騰ともなれば、バブルの匂いが漂いそうだ。
なにせ、実需は頭打ち。
投機筋主導の展開となろう。
3,000ドルを超えれば、リサイクル売りの誘惑も強まろう。

インフレ指標の下振れで、利下げ回数予想が増えつつあることは、金に上げ材料。
ドル円は大きく動かず、円建て金価格は国際金価格次第。