海外出張中ゆえ、取り急ぎ。
トランプ関税が金にも課される可能性を囃して、NY金が、ロンドン金に比し、異常に上昇していることが話題になっているが、冷静に見て storm in the teacup (狭い市場内での投機筋の騒ぎすぎ)なので、要注意。
一番重要なことは、最終ユーザーの米国の金現物「実需」が、本当に突出して増えているのか。
実態は、業界内在庫(trade stock)ばかりが膨らんでいる。
更に、仮に、関税が課せられなければ、投機筋は一斉に売りに動く。
NY金の現先スプレッドの急速な収縮が見込まれるよ。
ご用心!
ただ、そこで暴落すれば、投資家の出遅れ組が、待ってましたとばかりに安値を拾うであろう。