当方、米次期財務長官についての仕事で取り込み中ゆえ、まずは、以下、X @jefftoshima  で流したので参考まで。

豊島逸夫さん(@jefftoshima)が8:08 午前 on 火, 11月 26, 2024にポストしました:
金暴落。
週明けから下げ始め2,700台から一気に2,620台。イスラエルとヒズボラ歩み寄りの報道と米財務長官ベッセント氏決定で同氏は財政規律重視派。金価格は2,600台の値固め続く。
長期上昇トレンド継続のためには健全な調整局面が必要。
投機的どか雪の表層雪崩で根雪の実需が残り堅固な地合いになる。
https://x.com/jefftoshima/status/1861185139457564731?t=Dh0D3-ufHoMD_meIwOir5w&s=03) 
まずは第一報。
 

それから、先日放送のマネーの学び、金特集が、TVerで見られる。
マネーのまなび
#TVer

https://tver.jp/episodes/epo49dsrob?p=761

 

【追記】
今日は、トランプ劇場再開で、いきなり、中国に追加関税10%、メキシコとカナダに25%の関税かけると、不意打ち発表。
これは、特に金に影響はないが、今後、台本なきトランプ劇場ゆえ、どんなサプライズがあるか。
目が離せない。


日経電子版には、連日、ベッセント次期財務長官の事を書いている。
「検索」のところに「豊島逸夫」と入れれば、ズラッと原稿が並んで
いる。会員ではなくても、鍵はかかっていないから、読めるよ。


さて、2,600ドル台前半まで急落した理由は、イスラエルとヒズボラの歩み寄りとの週末報道。
そして、ベッセント次期財務長官が財政規律重視派と市場で見做され、財政赤字懸念が若干和らいだこと。
但し、中東地政学的リスクが消えるわけでもなく、米財政赤字は巨額に膨らんでいるので、財政赤字縮小を財務長官が唱えても、無理。

結局、利益確定売りと、投機筋の見切り売りの「口実」に使われている。
いっぽう、ドル高(特に今回はユーロ安・ドル高)は、中期的売り材料。
いずれにせよ、2,600ドルまで暴落といっても、2,800ドルを見てしまったから、感覚的に大幅に下がったという雰囲気になる。
しかし、年初は2024年金価格予想2,300ドルでも強気と言われた。
2,600ドルなど、歴史的超高値圏である。

2,300、2,400、2,500、2,600、2,700、2,800なんて、順調に上がるほうが気味悪い。
買って売られ、押し目買いが入って、また売られ、を繰り返しつつ、時間かけてレンジを切り上げてゆく。
今、売ってる人たちの大半は投機筋。
じっくり構えてゆきましょう。