昨晩は米経済指標に振り回された。

 

kitco

まず、シカゴ購買部協会景気指数が事前予測44.9のところ44.0(悪い)。
次に、コンフェレンスボード消費者信頼感指数が、事前予測100.0のところ、102.6(良い)。
更に、FRBが重視する雇用コスト指数(四半期に一度発表)が、事前予測1.0%のところ1.1%(悪い)。
雇用コスト指数は、企業が社会保険料も含めて従業員への支払い全体をカバーする。
結果的に、これまで溜まっていた、利益確定売りが集中して、空売りのショートカバーも集中。
1,980ドルまで下落した。

基本的には、2,000ドル値固めの一環であり、上昇相場にブレーキがかかったが、上昇エネルギーの中東情勢は悪化の一途である。
更に、円は151円台まで進行。
これについては、今夜9時からの日経ニュース プラス9(BSテレ東)に生出演して、語る。