日本時間先週金曜深夜のNY市場異変。
その詳細は、その深夜に緊急配信したYouTubeライブで語った。
こういう突発的事態で、しかも、週末という場合は、臨機応変に語れるYouTubeが極めて有効だと確信。


この為替介入で、一時的にドル安に転じたので、NY金は急騰。
1,620ドルから1,660ドルへ。
依然、底値圏だけどね。
まさに漁夫の利。

 

kitco

但し、ドル高の潮流は未だ解消されない。
とはいえ、急速な利上げに関して、市場内でも異論が出始めている。
債券王といわれるガンドラック氏が、米10年債と30年債の利回りはほぼ同水準になったことは、年内金利上昇ピークアウトの兆候と予言した。
カリスマだけに影響力は強い。
介入がなくても、この警告で、かなりの円売りドル買い投機家群が振り落とされた感はある。


中期的な視点では(魚の目)、米国金融政策が変わるとは思えず。
米国が利上げの副作用で不況に陥るのも2023年後半くらい。
その時点で、利下げへの転換を迫られることになろう。
NY金は、2023年前半くらいから、米国不況入りを織り込み始めて反発となりそう。
そのタイミングまでは、あまりに不確定要素多く、特定できないね。


なお、中国では習近平3期入りが決まったが、心配なのは人民元。
いかに強権体制でも、世界の経済趨勢まで変えることは出来ない。
米国利上げの影響をもろにかぶり安値を続ける人民元。
必死に防衛に走る中国人民銀行。
ロックダウンによる経済マイナス効果もいずれ、習近平政権は償わねばならない。
窮した全体主義国家が戦争に活路を見出そうとする傾向は、台湾有事となって現実化するリスクが強まる。
真の意味での有事の金が2023年は問われそう。
日本にも流れ弾が来るから、考えたくはないが、そのケースでは2,300ドル超の金買いがNY市場で起こる可能性はある。
FRBに日銀も中国人民銀行も振り回され、地政学的リスクが高まるシナリオには注意。
要経過観察。


さて、今日の写真は、イチジクとベリーのコンポートとミルクアイスのコラボ。

 

イチジクとベリーのコンポートとミルクアイスのコラボ

上に細かくした栗をまぶした。
らく山の大将も、随分と洒落たデザートを作る術を覚えたな(笑)
さすがに、スイーツのセンスも抜群だよ~。
コンポートが甘すぎず上品に仕上がっている。