9月雇用統計。
蓋を開けてみれば、失業率3.5%と、ほぼ50年ぶりとされる低水準(好転)。
これを今のFRBは「好転」と素直に喜べない。
なにせ、景気を悪くして、失業率を悪くしても、インフレ率を下げることのほうを優先させるから。
この件については、雇用統計発表翌朝のyoutube豊島逸夫チャンネルライブ配信で詳説した。↓
https://www.youtube.com/watch?v=86WGHs41wXY&t=3s
途中、電波がかなり乱れたのが残念であったが、2000名近くがライブで参加してくれた。注目してほしいのは、視聴者の「コメント」欄。発信側としても「心に沁みる」書き込みが圧倒的に多く、素直に感激したし、土曜朝という時間帯で例によって徹夜明けであったが、モチベーションは上がったよ。
素気ない作りで、画質がイマイチなままなのは、高画質だと、スキーゴルフ焼けのシミや、毛が薄いことが、鮮明に映ってしまうからね(笑)難しい年ごろのオッサンの気持ちを分かっておくれ(笑)テレビ局のメークルームに行くと、最近、「高品質画像用メークセット」というのがある。値段も高いが、これ、年配の女優さんには必須なのだそうな。気持ちは分かる~
いきなり脱線したが、雇用統計受け、FRBが、もっと利上げしないと失業率が上がらない(悪化)との観測で、利上げ警戒感が強まり、株と金は下げ(悪いニュースは良いニュース、良いニュースは悪いニュース)。
ドルは上げ。
円安は145円後半まで進行。
とはいえ、新黒田ラインとされる146円には至らず。
全ては13日発表の米CPI次第。
8%台の消費者物価上昇率が、仮に7%台まで低下すれば、インフレピークアウト感が強まり、一転ドル金利低下、ドル安・円反騰、株と金も反騰が見込まれる。
13日CPI発表予定、日本時間午後9時半から、当日のyoutubeライブ配信やるよ。
というマーケットの流れで、雇用統計ライブ配信の後半にも、金について詳説したが、年内1700-1900ドルの見解は変わらず。
1600台まで下振れたが、ここは底値圏。今年はインフレに対して強い利上げ先行で、ドル建て金価格には強気になれないが、円建て金価格は引き続き円安効果で下がりにくい。
来年は、利上げの副作用として、米国景気後退は必至な情勢ゆえ、安全資産としての金は買われやすく、強気。インフレが制御できず、糸の切れた凧みたいになってしまうと、スタグフレーションのリスクもある。
これは金の出番だ。
さて、またまた、ポルチーニ茸食べたさに、マガーリ@自由が丘に散歩ついでに寄った。ポルチーニのパスタもリゾットもいいね。
食事の席で話題はバブル時代の思い出。
六本木で遊んで深夜タクシーが捕まらなかったなどなど。
筆者はバブル満喫派。
他には、ちょっと味わえた派、全く知らない派、などなど、世代により全く異なる。
あの頃、六本木にロアビルというビルがあり、今は、耐震問題で存続しているのか否か、最近寄り付かないから知らない。
とにかく、そのビルの地下が全てオーナーのワインセラーという壮大なワインバーがあり、そこのソムリエのお姐さんに毎週、フレンチのグランクリュ1本ずつ、詳しい説明を受けながら飲みほした(当時は大酒飲み、今は不整脈で酒断ちの身)。
ボルドー、ブルゴーニュ、ローヌ地方の地酒的ワインなどなど。
特にブルゴーニュが複雑で当たりはずれも多く、それゆえ、はまる人も多い。私も、はまったところで、バブルが弾け、未完のまま、現在に至る。
それにしても、ソムリエでもあるマガーリのマダムによれば、そのクラスのワインは、今なら、一本10万円から100万円超まで。なんという値上がり!もはや、手が届く値ごろではないし、そもそも飲めないし。さすがに濃厚なチーズをお茶だけで食するのは厳しいね(笑)
結局、ドルチェのスイーツを何種類も食することが常になり、今年は大手町のフォーシーズンズのアフタヌーン・ティーにはまった次第。
ワインの価格に比べられば、スイーツの値段など、最高級でもカワイイものだ。
お替りもしないしね。