金価格

まず、youtubeでCPIショックを総括した↓
こんな感じで随時大きな動きがあったとき、youtube豊島逸夫チャンネルで語ってゆくよ。
昨日の札幌は寒かったので、セーター姿で気さくに。


https://youtu.be/8xCil52R0Sc


CPIショックで、来週の利上げ観測が、0.75%か1%か、という話になっている。筆者は0.75%だと思う。CPIショック前は0.5%か0.75%か、という選択であった。総じて、ドル金利は上がり、ドルインデックスは110の大台を再突破。金には逆風が吹いている。インフレヘッジとしての金は有効なれど、金利が付かない金にとって大幅利上げは逆風だ。


とはいえ、1700ドルを割り込み、ずるずる下げ続ける相場でもない。
0.75%という大幅な利上げを3回も4回も連発すれば、副作用として、リセッション(景気後退)、あるいは、スタグフレーションのリスクが顕在化する。そうなると、安全資産としての金が買われる市場環境となろう。


但し、実質ドル金利がプラス圏という状況は、これまた売り材料としてジワリ効いている。


以上、総じて、NY金は強弱材料交錯の中で、年内は大きく動けないであろう。


国内金価格は円安次第、ということになる。昨日は、財務省からの強い牽制(介入示唆)があったが、世界のドル買いの流れに日銀だけ逆らい、ドル売り、円買いの介入をしても、勝ち目はない。NYのヘッジファンドは、日銀介入を警戒するどころか、介入を待ち構えている。勝算があるからだ。仮に、日本が為替介入に踏み切れば、米投機筋の思うつぼ。ボコボコにされそう。


さて、快晴の積丹半島をドライブしてきた。積丹ブルーの海が眩しい。シーズンを過ぎたウニの海鮮丼も食し、ごきげん。今晩のNY市場に備える。


だいぶ、外人観光客も増えてきた。マスクしない外人旅行者を現地の人たちはどう見るか。インバウンドは復活を強く望むが、マスクなど文化の違いは悩ましい。筆者は、外で混んでいなければ、マスクは外している。
 

積丹半島1
積丹半島2
ウニの海鮮丼