マーケットは引き続き、米国が不況か否か、金融引き締めの効果判定には時間がかかるので、結論は容易に出ず。
とにもかくにも、消費者物価が年率8.5%も急騰して、頭打ちの兆しと言えど、現行の政策金利2%台と、あまりにも差がありすぎる。
インフレ懸念は年末から来年前半にかけて続きそう。
そう考えれば、金価格は下げても底は浅い。
結局、ドル建て金価格の変動より円の変動のほうが激しくなるかも。
今や、ドル安=金高という「市況の法則」が当てはまらないケースが増えている。
とはいえ、当てはまる時期もある、あるいは、市場が恣意的に当てはめるので、投資家サイドは持て余す。
日本人はきっちり整合性がとれないと、思考停止になる人が多いけど、米国人は、それほど深く考えない。
さて、YouTubeという玩具を手にした私は(笑)、早速、あれこれ試し使っている。
今日は、札幌からお盆期間中は東京に戻っているので、自宅から配信してみた。
まだまだ使いこなせていないので、手探り自己流で進めている。今日は、8月後半のメインイベントであるジャクソンホール会議について、詳説した。
https://www.youtube.com/watch?v=_7hDvrKDKSU&t=146s
YouTubeで「豊島逸夫チャンネル」で検索してもアクセスできる。
テーマを絞り込んで話したつもりでも結局30分近くになった。
出来るだけ分かりやすく話すと時間がかかる。
専門的に話すと、当方は楽だが、難解な話になってしまう。
そのあたりの加減が難しいね。
テスト版では、札幌のスタジオから配信したが、今日は自宅なので、環境も異なる。
市場が大きく動いたときは簡潔に15分でまとめ、じっくり話すときは1時間とか、臨機応変な対応が必要だね、いずれにせよ、ブログ・コラムで書くことと、YouTubeで喋ることで、より立体的に伝わることだけは確か。
次の発信は、自由が丘のマガーリか、札幌のアグリスケープか。
マーケット関連は殺伐とした話題なので、息抜き的な話を入れても良いかと。
ま、紆余曲折経て、慣れてゆくよ。
それにしても札幌から東京に帰ると酷暑が身に沁みるねー。
湿気でまいってしまう。
というわけで、お盆過ぎたら、サッサと帰札。