「利上げペースを緩めることもありうる」
パウエルFRB議長のこの一言で、ドル金利は下落、株は買い、ドルは売り、金は買いの動きに火が付いた。
ドル金利は3%台を大きく割り込み、ドルインデックスは108から105まで急落。
注目の円相場は表層雪崩ほど大規模ではないが投機筋の手仕舞い売りが殺到。
132円台まで急落の局面も。
ほぼ想定内。
国際金価格は1,760ドル台まで急反発。
但し、円高で円建て金価格は上昇が相殺される。
国際金価格反騰の理由はドル安、ドル金利安。実に分かりやすい。
さて、問題は、これから。
パウエル氏のもう一つの爆弾発言は昨日詳述したことだが、金融政策の方向性を明示するフォワードガイダンスを撤廃すること。
要は、FRBとて、なにが起こるか分からないから、うっかり金融政策の方向性を語る或いは明示することは出来ない。
FRBの公式経済レポートも「a grain of salt」(眉唾)と言ってのけた。まさに開き直り。
市場は、今後、暗中模索でFRBの金融政策動向をあれこれ当て推量しつつ、売買することになる。
まぁ、プーチンの本音もコロナ変異種の今後も、世界で読み切れるひとは誰もいない。
パウエル議長も分からない。それゆえ正直な発言だと思う。
ヘッジファンドの間では今回のパウエルさんは正直で、これまででは最高のFOMCと語る人までいる。
とはいえ、市場関係者、あるいは、報道関係には困った話だ。
なにをよすがに売買すれば良いのか。観測記事の類や流言飛語の類が増えるだろう。
投資家は情報の見極めがこれまで以上に重要になる。
利上げに関しては、meeting by meeting 各会合ごとに決める。
言い換えれば、各会合までは決め打ちをしない。
結果的に、市場はFRBの闇討ちに備えねばならない。各会合ごとに。
その結果、資産価格変動はこれまで以上に荒くなるは必至。
短期投機筋にとっては、願ってもない展開かもしれない。
さて、今日の札幌便りはメロン!今が旬。
やっぱり、これも、東京とは味が違う。
ジューシーで自然の甘味。爽やかな味だ。
ほどよくシッカリした食感。毎日、大玉1個はたいらげているよ(笑)
切り売りで冷えたのを買うこともある。
筆者は、夕張系より雷電(共和)系が好み。
理由は単純で、生産地に行ったことがあるから。
それから、セイコーマートのメロンソフトもいける。
北海道でコンビニといえば、セイコマートで決まり。
全国系に比し、全体的に品質が良い。
例えば、ここのクロワッサンも旨い。立派です。
気候が昨年は東京並みに暑く、湿気がある日が多かったが、今年は(今日現在だが)、29度程度まで上がるものの、風は爽やかだ。
特に夕方、北大構内の散歩が気に入っている。
丸山近辺をブラ歩きも良し。こじゃれた店が多い地域だ。
観光客はあまり来ない。
ゴルフは二ドムのメンバー。
道民割チケットが出回っているので、連日、道内のゴルファーでごったがえしている。
筆者は、道民割の対象ではない。
それでも、とにかく原生林に吹く風が、爽やかで、やみつきだ。
深呼吸すると空気とは、これほどに、おいしいものか、と感じてしまう。