2022年も早くも6月。
大波乱の1~6月期であった。
そこで筆者の予測は当たったのか外したのか、今日は反省会。
2021年12月3日に、「経済倶楽部講演会」で話したことが、書き起こし原稿として、印刷物で残っているので、それを叩き台にする。
ちなみに経済倶楽部は歴史が長く、大正時代から始まり、この筆者講演が、なんと4395回目。
毎年、筆者は年一回、ここで講演してきた。
講演原稿の一字一句を全て採録して毎月3~4人分の講演を小冊子で会員に送付するので、言い訳はできない(笑)

 

経済倶楽部講演録

さて、筆者の予測は昨年12月で以下の通り。
日経平均は、来年の前半は2万5,000円から2万6,000円くらいはヘッジファンドの売り攻勢で考えられる。
来年の後半は株が上がる時期で3万円を回復する。
円相場は少なくても2~3年は円安の時代が続く。
円安悪者論になる。120円程度の円安は充分に考えられる。
金相場は1,500~1,900ドル。
ドル金利上昇という金の下げ要因を重視していた。
米消費者物価上昇率が年率8%超えなど考えていなかった。
この下値1,500ドルというのが全体で一番外した感じ。
なお、この講演直後にウクライナ侵攻が起きた。


さて、以下は反省の弁!
金は弱気に傾いていたね。
2021年12月時点で2,000ドル再突破は無理と感じていた。
円建て金価格が円安で上がりやすいことは指摘していたが、まさか、史上最高値を大きく更新するとは。
円安130円突破は想定外だった。
日経平均はまずまずかな。
ちなみに金価格2022年後半は現時点だが1,700~1,950ドルを予測。
膠着気味でレンジが狭い。
当たったり外れたり、まぁ、それでも、毎年お声がかかるということは、他の講演者も、当たったり外したりということだね(笑)