株も円も動いているのに、金は不動。これだけ膠着が続くと、市場内に相当のエネルギーが蓄積されているので、臨界点に達すると、爆上げか爆下げか、激しく動きそう。
上なら1,900ドル、下なら1,500ドル。
そのうえで1,800ドル近辺に収れんしそう。
いわゆる居心地が良い価格水準に落ち着く。

円は113円台。
昔からの読者ならご存じのように、筆者は筋金入りの円安派。
少子高齢化が進み、移民も拒む国の稼ぐ力は衰えてゆくとの見方。
それゆえ、自分の資産の半分は外貨建てと公言して憚らない。
金もドル建て資産の範疇に入る。


外為市場では、日米金利差要因によるドル買い・円売りに加え、リスクオフの円買いも最近はインパクトが弱くなってきた。
もともと、NY外為市場では、ドルこそ安全通貨、との認識が強い。
なお、ドル円も海外通貨投機筋のおもちゃにされているので、NY時間中に大きく動きがちだ。
日本株も円もNY次第とは、日本人として情けないね。
日本にはミセス・ワタナベと呼ばれる個人投機家集団が一大勢力となっているが、国際投機集団に束になってかかられると、とても敵わない。
レバレッジかけて、ゲーム感覚で、FXに興じている人たちを見ると、プロ感覚で、危うく見ていられない。
最近は、活動の場をビットコインに移した人も多いが。
筆者は長期保有ゆえ、地味に、FPたちが絶対薦めない外貨預金一筋。プロほど地味なものだよ。


さて、今日の写真は、鮎と軍鶏(しゃも)。
秋の落ち鮎は独特の風味があって旨い!
しゃも丼は、写真がぶれているけど、堅い筋肉質で、顎が疲れるくらいに噛み締めるのだが、旨さがジワリ染み出て、これまた美味しい。
場所は、茨城県の袋田の滝。
肝心の滝を映さず、食い物ばかり(笑)

 

豊島氏1
豊島氏2