まずはこの金価格グラフを見てください。
G20,米中貿易戦争休戦後、1,380ドル台まで急落していたNY金が今朝は1,420ドル近くまで急反騰中です。
いっぽう、NY株価指数は過去最高値水準まで上昇中。
債券も買われています。米10年債利回りは再び2%以下に。
急落したのは、原油とビットコイン。
株、債券、金が同時に買われるという状況は、過剰流動性相場の匂いですね。
FRBもECBも日銀も世界の主要中央銀行は金融政策を緩和方向で足並みを揃えています。
マネーの流れとしては、株を買うけれど、高値圏で不安だから、ヘッジとして金も買っておくという発想です。
なお、昨晩は、今年10月に任期が来るドラギECB総裁の後任人事で、ラガルドIMF専務理事が選ばれ、これから正式な任命準備に入ることが判明しました。
ラガルドさんも、ツイッターで「光栄なこと」と認めています。
初の女性総裁。日本では、女性の日銀総裁は、まず考えられないですよね。
ラガルドさんは、基本的にハト派なので、これまでのECB緩和路線を継承してゆくと思われます。
ちなみに、エコノミストではなく弁護士出身。
そういえば、パウエルFRB議長も、エコノミストではありませんね。
それから、現代マネーのインタビュー記事がアップされています↓
https://gendai.ismedia.jp/money
日経にはスーツ姿で登場しますが、一般週刊誌には、ジーンズで登場する感じ(笑)
週刊誌記者が書くと、見出しも文章もこうなるのですね。特に抵抗感はありません。