トランプ大統領が「中国はコロナウイルスを、知りつつ垂れ流したと中国批判を強めています。
更に、対中関税引き上げなど、中国に対する経済制裁も匂わせ始めました。貿易戦争蒸し返しですね。
大統領選挙を意識した国内向けの中国叩という様相です。
昨晩は、中国が保有する米国債を「キャンセル」するとの噂が市場に流れ、クドロー国家経済委員長が「あり得ないこと」と火消しに動く一幕もありました。
支持率が下がると、トランプ氏の発言も荒れてきますね。
中国側は、コロナ騒動のどさくさに紛れて、南シナ海での存在感を強め、香港に対する弾圧を強化しています。
延期されていた全人代もいよいよ5月22日開幕に決まりました。
ここは、対米で弱腰の姿勢は見せられません。
5月は米中の地政学的リスクに要注意です。
金価格は、欧米で「アンロックダウン」「経済再開期待」の流れで、足元は安全資産が売られがちな地合いです。
1,700ドル台を割り込み1,680ドル台で推移しています。
1,700を割ると「下がった、安くなった」と感じるほどに高値慣れした相場です。
Sell in May
5月は売りと言いますが、GW中も要注意です。
なお、GW中に大きな動きがあれば、ツイッター@jefftoshima 更にインスタグラム itsuotoshima に書き込みます。
なお、今日の朝日新聞に私の金インタビューが載っています↓
https://www.asahi.com/articles/ASN4X5213N4WULFA017.html?iref=comtop_list_biz_n08