女子ゴルフプレーヤーには、ポチャポチャ型の体形が多いのですが、彼女はご両親がバリバリのアスリートゆえ、完璧なスポーツ体形。
フィジカルも強い。
彼女ならトレーダーとしてもやってゆけますよ。
コースマネジメントというのですが、例えば、池越えのリスクをとってイーグルというご褒美を狙うか、慎重に遠回りして刻んで行くか、という試合上、極めて重要な選択を迫られるホールもありました。殆どのプレーヤーは手堅く攻めます。しかし、決勝戦ともいえる戦いで、彼女は、あえてリスクとり、ドライバー持って池越え250ヤードを狙い成功しました。
リスクをとるときに、それに見合うリターンがなければ、ゴルフでも投資でも、合理的な選択とは言えません。
そして強運。
その池越え250ヤードも、あと数ヤード短ければ、池ポチャになるところ、かろうじて、ボールが対岸に着弾しました。
解説者の岡本綾子さんが、思わず、中継でアーッと叫んでましたよ。
あのボールが池に入っていたら、その時点で勝利は遠のいたはずです。
私がゴルフにはまったのも、リスクとリターンを常に考えるスポーツだからなのです。
ワールド・ゴールド・カウンシルにいたころは、ワールド・ゴルフ・カウンシルと呼ばれたほどですよ(笑)
そして、彼女が現地でスマイル・シンデレラと呼ばれるほど、笑顔が人気となったことも嬉しいことでした。
これまでの日本人プレーヤーは、松山英樹選手のように、あまり表情を出さないタイプが殆どでしたが、彼女は、辛口で知られる英国人女性解説者をして「私、何回、彼女が好きと言ったかしら」と言わせるほどでした。
優勝スピーチで英語台本を読んでいましたが、正直、伝わっていませんでした。
でも、最後に、「サンキュー」と大声で一言言って、会場は大拍手。心で伝えたのです。
これからの日本には、こういう人材が必要なのですよ。
さて、金市場に関しては、8月3日付の日経新聞のマーケット面(マーケット総合2)に大ぶりの記事が出ています。
それから、今日発売の週刊エコノミスト誌で「10年ぶり利下げ、世界景気の終わり」と題する特集のカバー記事「利下げ頼りの株価、上昇しても一年先は闇」のなかでコメントしています。
ミヤネ屋から週刊エコノミストまで、私の守備範囲は広がっております(笑) 初心者から中上級者まで、それぞれのメディアがあるのです。それがこなせるのも、原点は「金は世界を映す鏡」なので、常に複眼で様々な視点から様々な分野を経験してきたからなのです。
そして、今日の料理写真。
札幌イタリアンの雄、TAKAO。
昨年も紹介したら、さっそく東京のブログ読者が行ったそうな。
今が旬の積丹ウニ・スパゲティー冷製。
そして、コーンとトリュフのコラボ抜群のパスタ。
色々な北海道野菜添えた肉。
様々な一品が懐石みたいに出てくる。
店のある円山地区には、こじゃれたレストランが点在して飽きません。