諸々資料を整理していたら、金ムックに載った30代女性たちとの対談原稿が出てきました。
金融関連編集者の女性の発言ですが「仕事柄、投資の観点で物事を捉える習慣があります。男性をジャスダック銘柄になぞらえたのは、育てる楽しみがある男性と結婚したい、という意味です。
初めから完成された「東証一部銘柄」みたいな男性より、自分が応援してあげることで、成長してくれる男性の方が、長期的に一緒にいて面白いかなと思って。
投資家目線で考えると、結婚って相当気合の入った長期投資だと思う。
有望銘柄をまだ誰も目をつけていないときに買いたい。だから分析も大事ですよね(笑)」
たしかに完成品より育てがいのある男性と結婚したい、という心理は分かるような気がします。
かと思えば、「個別株ではなくヘッジファンドに投資している」という勇ましい女性の発言もありました。
「私の保有資産の三分の一がドル建て、残りが円建て。
そしてとりあえず将来貰えるはずの年金も円建て。
円がこけたら相当な痛手をくらいますから、日本国債がこける日を見据えた資産設計も重要と思います」
むむ、核心を突くコメントですね~~。
それから、教育について素晴らしいと思った発言も。
「私は5人きょうだいの末っ子なので、兄や姉が勉強を見てくれたんです。
家庭学習は、この問題を解いたら、塗り絵のこの部分を塗っていいよ、とゲーム感覚で。
塾には通わず中学受験しました。きょうだい皆、違う進路を辿りましたが、親は口を出さないかわりに、受けたい教育を受けられるおカネを用意してくれた。ありがたかったですね。」
私も色々勉強になった座談会でした。
さて、今日の旨い物写真は、まず、聖護院蕪の「かぶら蒸し」。
タイなどの白身魚に擦った蕪をのせアンかけて蒸した京都の一月の定番みたいな一品@祇園「らく山」。
箸でジックリかき混ぜて食します。寒い晩に暖まります。
そして、サバ鮨。若狭湾直送の厚みある鯖の一品。これぞ鯖寿司みたいなホンモノです。