特にクリスマス前から経済市場環境が変わったわけではない。特筆すべき要因もない。トランプ発言もない。利上げ予測が激変したわけでもない。米中関係が劇的に好転したわけでもない。政府閉鎖が解除されたわけでもない。原油価格が8%急騰、小売り好調は効いているが、それだけで説明できる上げ幅ではない。
あえていえば、クリスマス休暇で薄商いのなか、売られ過ぎの反動。
コンピューター・プログラムが買いの連鎖を誘発した。
市場も狐につつまれたような感覚につつまれている。
勿論、熱烈歓迎だが、異常なボラティリティーの気味悪さは残る。
これで、一気に株価上昇トレンドに反転とまでは言い切れない。
一日遅いサンタクロースのプレゼントは、とてつもない大きなボックスだった。
ソフトバンク新規上場不発で傷ついた投資初心者が、やっぱり株は怖いカジノと思われることが気がかりではある。
そして、こうなると、金は下げ。(価格グラフ参照)。とはいえ、下げてもこの程度。
2019年利上げどころか「利下げ説」まで飛び出し、新たな金上昇要因出現中。