昨晩はパウエルFRB議長の議会公聴会証言が始まるや、NY金が急落。

パウエル氏は、米国経済好調と自信たっぷりに語り、利上げは当然というニュアンスで語った。

貿易戦争に懸念も表明しているのだが、市場は強気のパウエル証言を好む。

いいとこ取りの感じも漂う。

 

改めて、市場には年内あと2回利上げの観測が広がる。

ドル高円安で113円突破。

NY金は1,230ドル割れ。

どちらも本欄想定通りの展開。

1,230ドルを割り込み1,200ドルに接近すると、筆者は徐々に強気に転じる。

 

このままドル高が続くか否か。

筆者は115円を想定しているが、一直線というわけではない。

貿易戦争が激化すればドル安円高の局面もあろう。

年末までの流れはドル高と読むが、まだ紆余曲折はあろう。

NY金安に引っ張られて、プラチナ800ドル、パラジウム900ドルの大台攻防もあろう。

これは、安いね。値頃感あり。