パウエル新FRB議長は、2月に着任早々、NY株大暴落。そして、今週、議会証言デビュー直後からNY株は二日で680ドルの暴落。人には持って生まれた「さだめ」があるのか、とでもいいたくなるような、「株安を呼ぶ男」振り。
そして、煽り受けた日本株市場では、今回も「日本人個人投資家、過去最大級の買い越し、海外投資家は売り越し」の構図のなかで、ガイジン勢に屈した。個人が買いに出ると、一相場終わり、というプロの格言がまたもや現実に。オリンピックモードのなかで、「ガンバレ、ニッポン」と声援を送っていたけど、現実は厳しい。スキー複合で最後にガイジンに抜かれ二位に甘んじた渡部選手の心境か。それにしても、日本メディアに目立った「日本人個人投資家が相場を買い支え」という論調は罪作りだよね。
果敢に日本兵健闘、という大本営発表報道を想起させる。
NY市場では、海千山千のヘッジファンドが、株価変動が余りに激しく、現金ポジションを増やし、様子見に徹しているときに、日本人は日の丸の旗のもとに、戦場に突入した。
決して、株投資を否定するのではない。ただ、金と同じく、地味に少しづつでも優良株を買い増してゆくことが王道なのだ。株には「優待」がしきりにもてはやされるが、あれは、日本独特の風潮で、なかなかの曲者。だって、株価が大幅に下がれば、優待で多少ギフトをもらったところで、虚しいでしょう。一時はやった、配当金つき投信の元本割れ、タコ足配当みたいな現象になる。あれは、さすがに、正体がばれて下火になったけれど。
いつも言うように、とにかく、金でも株でも、積み立てる感覚で、「貯めて」ゆきましょう。金は実物資産。株には企業という実体がある。仮想通貨には発行体もなく実体もない。ここのところは、しっかりと心に留めておくようにね!
こういうプロでも右往左往するマーケットのときは、投資など忘れて、人生楽しみなさい!私は立場上、ナビゲーターとして、忘れてはならないけどね。今朝も、朝6時にNY株が安値引けで380ドルも、それも、大引け30分前に急落したのを見て、即、ツイッタ―に「日本株警戒警報」を発令した。東京地区では、春の嵐が吹き荒れて不気味な雰囲気だったけど。
昼になってみれば、暖かな春の日和。相場モニターより梅のほうが満開で見ごろじゃないかな。私の場合は、
当然、春スキー!NY市場徹夜でフォローした後、スキー場で汗流して、後で飛び込む温泉が、なんとも至福のとき(笑)そして越後湯沢からネクタイ姿(写真)で新幹線出勤~~~