昨晩のメイン・イベントはCPI発表。
結果は3.8%と、ガソリン価格急騰を反映して高い数字。とはいえ、事前予測で3.7%を見込んでいたので、金価格は、一時、4,640ドルまで急落したものの、その後、急反騰した(緑線)。4,600ドル台が固まり、4,700ドル台へ価格水準が切り上がった印象。
だが、年内価格見通しとなると、まだまだ、下はあり得る。
昨日は、UBSが、4,000ドルまで調整後、そこが買い時となり、年内は5,600ドルまで急反転するシナリオを発表した。
先日、カリスマ債券王、ガンドラック氏が、やはり、4,000ドルまでの下落後、年末には高水準に戻ると語っていた。同氏は、ここ数年、金買いを推奨してきた人物。
仮に4,000ドル→5,600ドルとなれば、年後半は、大荒れとなろう。
インフレが3.8%まで進行して、年内利下げ確率は消滅した。これは、中期的に、金価格には下げ圧力として、ジワリ効く。
しかし、中銀金購入は旺盛。年内の経済環境は極めて波乱含み。
スタグフレーションともなれば「金が最も買われる環境」になるとも言われる。
とはいえ、4,700ドルから年内5,600ドルに飛ぶには助走距離が短すぎる。
相場の力学だ。
いっそのこと、4,000ドルまで急落すれば、助走距離も長くなり、5,600ドルはおろか、6,000ドルも夢ではない。
いずれにせよ、凄いボラだ。
堅気の衆も、シートベルトはきつく締めて、年後半に備えよう。


