昨晩のNY市場は、米イラン歩み寄りの見方が、主要報道機関により流され、楽観論が支配。
金と株は上がり、ドルは下がった。

トランプもイランも、早く紛争を止めたい気持ちがヒシヒシ伝わってくるが、筆者は楽観的になれない。

例えていえば、イラン情勢の赤信号が黄色になった。トランプが操作できる信号機である。市場は期初ゆえ、4-6月期中には青になることを市場は先取りした。しかし、米イランにイスラエルが果たして同調するであろうか。ここが、難題だ。

とはいえ、市場はとにかく突っ走っている。
金も株も、ショートカバー主導で新規買いも出始めている。
NY市場は、前後左右に注意しつつも、横断歩道を渡り始めた。
米国は原油生産国。しかも消費者心理も、底堅い。

では、金価格は、このまま急騰の日々に戻るであろうか。
答えは否。

原油価格は高止まりするなかで、FRBがインフレ再燃を封じ込めるために、「利上げ」する可能性が強まっている。FRB米利下げ前提で買われてきた金にしてみれば、梯子外された感がある。
これが、金価格上昇にブレーキをかけよう。

「連日高値更新の日々」の、あの熱気には欠けるが、徐々に下値を切り上げてゆく展開になりそうだ。その理由は、本欄で何回も述べてきたとおり、中銀金買い、基軸通貨ドルの信認低下という、金長期上昇ファンダメンタルズは変わらないからだ。
金価格のボラティリティー(短期変動)は激しくなろうが、主流は右肩上がりである。


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まさかブログ読者がひっかかるとは思わないが、私のアイコンなので、機械的にポチしてしまい、LINEに導入される初心者がいるかもしれない。
それでもXを使っているのは、とりあえず、速報できるし、ゴールデン・ウイークなど、日本の休日などに何か起こったときは、情報発信の場として、使い勝手が良いからだ。