昨日の金・銀価格は対照的な動きになった。
上のKITCOグラフが金。緑線(昨日)が赤線(一昨日)を上回っている。
下のKITCOグラフが銀。こちらは、緑線が赤線を下回っている。

金は米中悪化懸念で、上昇が加速。
銀は、高値圏では、リサイクルの売りや投機の利益確定売りが始まるタイミングが早い。それでも、未だ、銀の高値圏は続くと見るが、金と銀の違いは、銀を外貨準備で買う国はいないこと。ゆえに、投機主導になる。ロンドン市場の現物不足も、米国での「重要鉱物」指定の話が否定されれば、タイトな銀需給の緩和されるよ。

今朝、TBSの朝番組The Timeにビデオ出演して、銀高騰について語ったのだが、寝坊して、見なかった。
と、思ったら、夕方のTBS番組で、午後6時台半ばに、これを使わせてほしいとのこと。
これで、私も見れる(笑)
30分以上はカメラの前で喋ったが、さて、どう編集されているかね~

さて、金のほうだが、果たして、どこまで上がるか。
これまで金を上げてきた要因は一過性ではなく複合且つ構造的なので、この上昇ピッチは、スピード違反ながら、違反切符も切られず、続きそうだね。
素直に上げモメンタムに乗り、4,500ドル視野に。

金市場の規模は、株式・外為・債券に比し、非常に小さいから、マネーシフトの影響が強く出ることも重要。

【追記】
最後に、今日もX@jefftoshimaに投稿しているよ。