国際金価格はロコロンドンで3,700ドル台を行ったり来たり(KITCO グラフ参照)。
NY金も3,800ドル突破後、50ドルほど下げた。
外為市場で円安に振れているが、円建て金価格20,000円突破はお預け。
昨日も書いたことだが、CTA(短期運用のヘッジファンド)が、相変わらず暴れているので、ボラティリティー(価格変動性)は荒い。
さて、世界的に金投資が拡大しつつあるなかで、金地金の保管金庫不足が目立ち始めた。そこで、名乗りをあげたのが、中国人民銀行。
ブルームバーグ報道によれば、友好国の中央銀行に、金を上海黄金交易所購入して、中国国内に保管するように働きかけているという。
中国側としては、米英スイスなど西側の金融センターや米ドルへの依存度を減らす意図が透ける。
とはいえ、中国国内に自国の重要な金準備資産を安心して預けられるかね。いつ、「海外持ち出し禁止措置」が発動されるか、分かったものではなかろう。
なお、日銀は株式ETFの売却に乗り出したことを既に書いたが、株ETFから金ETFに乗り換えるという発想もあろう。ただでさえ、日本は国力に比し、公的金準備が少なく、外貨準備の多くは米ドルなのだから。それでも、日銀は金準備を増やす様子はないので、個人投資家たちが各自、金準備増強に走っているともいえよう。
さーて、今年の札幌の秋は、長くて心地良い気候が2か月続くとの気象台発表。そんなニュースを聞くと、益々、札幌離れ難し、だが、帰京せねばならぬ無念!
10月、11月は、東京と札幌の二拠点生活になるかな~山里マガーリ@米沢にも行き、ご無沙汰の京都「らく山」の大将も待っているし。
仕事に遊びにフル回転の秋になりそう(笑)


