ついに、国内小売価格が2万円寸前。
国内の貴金属店は、売り買い、大賑わいらしい。
「暴騰」ともいえる金価格の上げっぷりは異常だ。まともな個人・機関投資家たちの買いだけではない。相場を牽引しているのは、CTA(コモディティー・トレーディング・アドバイザー)と呼ばれる短期投機専門のヘッジファンド。昨日から今日にかけても、下がったら、すかさず買いを入れ、上がってところで、サッサと売り手仕舞い。これを何十回も繰り返し、その結果、価格レンジが底上げされ、現在に至る。
この投機集団と通常の投資集団の「合わせ技」とでも言えようか。
CTAの連中に、買い売りの「理由」など要らない。ひたすらモメンタム(勢い)に乗って売買するのみ。
こういう地合いになると、2万円という数字も、もはや、通過点に過ぎない。
さて、今日の写真は、秋のキノコ色々。すっかり秋になった感じ。


