
連休前には一時3,200ドル攻防の局面もあったが、その後、切り返し、連休中に3,400ドル台回復。
中期価格グラフの形は、調整一巡で良くなった。この後、3,500ドル突破して続騰すれば、異次元の金価格に。逆に、3,500ドルで再び売られれば、典型的ダブル・トップで相場のアタマ形成となる。どちらに転ぶか。米中次第。明日8日にスイスでベッセント財務長官とグリア通商代表が中国側と会談する。一つの目安になりそう。
地政学的リスクとして、インド・パキスタン、イスラエルでの新展開など。
そして今日はFOMC。関税の影響を読み切れず、パウエル議長も困り顔。利下げ決断できず。金融政策不信が安全資産の金買いを更に刺激する可能性も。
いずれにせよ、モメンタム・プレーヤーと呼ばれる短期投機筋主導の展開ゆえ、ボラティリティーは激しい。
ドル円は、やや膠着気味。金に比し、方向性が明らかではない。