
NY金が3,200ドル台で、やっと少しながら下がったことで、ホッとしている。このまま上げ続けたら、後の下げがきつくなるから。
それにしても、3,000ドル超えでも、新規買いが出るということは、マクロ視点で見て、いかにトランプ関税不安が強く、スタグフレーション懸念が消えないことを物語っている。スタグフレーションなら金の一人勝ちだから。
最近は、アジア時間でも中国の自称ヘッジファンドなどが投機的に上海黄金交易所で金を買い漁る。「自称」というのには理由があって、彼らと名刺交換すると、裏に「リーマンショック予測的中」とか「ギリシャ危機事前に予想」など、自慢げに書き込んでいるから。陰謀説も大好きな人たちで怪しい。そういう連中が、3,000ドル超えでも、買いを入れてくる。買いは、誰が買っても、買いになる(笑)それからNY市場でまことしやかに囁かれるのは、中東のアブダビ通貨庁やサウジアラビアの中央銀行SAMAなどが金を買っているという話。公的金購入はIMFへ報告することになっているが、この人たちやロシア・中国が、「隠れ外準」で金を買っているのではないか、とのストーリーは昔から相場が急騰すると取り沙汰された。中東筋はたしかに、あり得るとは思うけどね。報告義務はないから、中国も、いい加減だし。
それから、今日の日経電子版筆者コラム投稿記事はこれ↓
ベッセント財務長官「次期FRB議長候補面談、今秋にも」 - 日本経済新聞
最近は、相場の動きが速く、トランプがいつ呟くか分からないので、X(ツイッター)@jefftoshimaの書き込みも増やしている。
筆者のツイッターは、当方が、フォローしている人がゼロという、要は、当方からの情報発信専用のSNS。興味ある人だけ見てくれれば結構というスタンス。インターアクティブ(双方向)の姿勢がないよね(笑)実は、私の中の頭の中を整理するため、という理由もある。書くということは、きっちり理解・整理できていないと難しいからね。それでよければ、おつきあいください~親しい友人たちに言わせると「かわいくない」!ああ、悪かったね~(笑)