想定通りに2,500ドル台の値固めを終え、2,600ドル台回復。

大した理由はない。米国側が、ウクライナ戦争で長距離砲の使用も辞さずと語り、プーチンが強く反発したことくらいか。
コモディティー全体が買われた一日であった。
要は自律反発。
綺麗な形の長期上昇トレンド形成が期待できる。
但し、時間はかかるよ。トランプ次期政権の人事など、不透明な要因も多いから。思わぬことで、金市場がとばっちり食うシナリオは頭に入れておくべき。

それから、昨日は金ETF、NY証券取引所上場20周年記念。
フロアーに、ラージバー(12.5キロ)が持ち込まれ、これが有価証券化されたのだと説明されていた。上場に直接関与した者として感慨深い。SEC(米国証券取引委員会)の頭の固い人たちに、金市場についてのレクを何回やったことか。当時、コモディティーのETFなど、考えられなかったからね。コモディティー故、監督官庁として CFTC(米国商品先物取引委員会)も黙ってはおらず、話がややこしくなった次第。それが、上場後、大化けして、こんなに大きな市場になるとは、これまた、想像だに出来なかったものだ。上場直後は、認知されず、出来高も僅かな日が続き、苛ついたことを思い出す。

さて、昨晩の「マネーの学び」は、NYと話している時間帯で見逃したが、いずれTVerで見れる。