9月6日NY時間朝に、8月雇用統計が発表になる。
これが今週のメインイベントで、それまでは前座。
雇用統計、特に、注目は失業率。
3%台で推移していたが、7月雇用統計で、4.3%にまで上昇。
それまでは、失業率が上昇すると、経済過熱・インフレの鈍化が連想され、歓迎されていた。
しかし、前回からは、失業率上昇=経済悪化と解釈され、8月5日の日経平均過去最大の暴落を誘発した経緯がある。
FRBの姿勢も、インフレ収束に目途がたったところで、利上げによる景況感悪化のリスクを重視するようになった。
利下げの目的も、インフレ退治のための利上げの終了、という位置づけから、景気下支えのための利下げに変わった。
果たして、8月雇用統計でも、失業率が更に悪化して、株が暴落するのか。
外為市場では、ドル安・円高の流れが強まるのか。
金市場には、換金売りが出るような事態になるのか。
マーケットには緊迫感が漂う。
NY金も、2,500ドル台の値固めに入るか、或いは、暫時、下げの局面に入るか。
当面の正念場である。


それにしても、東京は暑い!
カラダが、すっかり北海道の気候に慣れてしまっていることを痛感。
札幌サテライトオフィスを引き払う時期を、来年からは、9月半ばにするか(笑)
とにかく、仕事のペースも、帰京してから、非効率的になっている。
チーム・ジェフのスタッフたちからは、今夏の最悪期に比し、この程度の残暑は大したことないと、言われているが…。