ここのところ、連日、内外で金価格史上最高値更新は、異常というしかない。
私の1970年代以来の金との付き合いなかでも、こんなことはなかった。
頭を冷してみれば、上がり続ける相場はないのでどこかで暴落は必至である。
本欄では上値を2,500ドルとしたが、その後、欧米の銀行も、相次いで、2,500ドルに、上値を上方修正した。
プロたちが、同じ数字を言い出すときに、相場は逆方向に振れることも、よく見られる現象だ。
いつ、表層雪崩警報を出そうかと、待ち構えているところだ。
なお、足元では、今日発表の米CPI次第で、2,400ドル突破ありうるが。