金価格は歴史的高値圏にある。
昨日書いたように「基調は上げ。大きな調整が1回はあろう。ないほうが怖い」。
年内は瞬間タッチで2,300ドルを見ている。
2,200ドル水準を固めれば、それは凄いこと。
為替は日銀高官発言(マイナス金利解除)で147円台まで円高方向に振れたが、FRBと異なり、マイナス金利が解除されても、そのあとで0.25%の利上げさえ出来かねる。
日銀の金融政策選択肢は極めて限定的なのだ。それゆえ、海外筋は、日銀を重視していない。


さて、今晩は雇用統計。
来週火曜日は米消費者物価指数CPI。
いつもより注目度が高いのは、1月分が、両方とも上振れしたので、それが、一過性の統計的ノイズなのか、本当にインフレがしつこく、過熱気味で利下げどころではないのか。
利下げするにしても、年後半になるのか。
両統計が良ければ、NY金(4月限)は2,100ドル方向で調整局面入り。
悪ければ2,200ドルへ。