日経平均が史上最高値をつけた今日は、早朝午前6時(米国時間で株式市場の大引け)から、エヌビディア社の決算報告に聞き入っていた。
結果は想定を上回る好決算。
これは、今日にも、いよいよ日経平均最高値突破となるな、と感じて、とりあえず、その旨を@jefftoshimaでポストした。
結果的には、39,000円の大台を超えて東京の株式市場は引けた。
一言で言って、AIか半導体関連なら、なんでも買われる地合い。
バブルの匂いもするが、相場というのは、株でも金でも債券でも、パワーゲームだ。
勢い(モメンタム)が顕在化すると、理屈抜きで動く。
日本人は受験世代が多いゆえ、その動きの理由を明解に説明しようとするが、それは間違い。
筆者も、日本人として、まともに考え過ぎる傾向があることに気が付いたものだ。
相場は勝てば官軍。
後講釈など空しいだけ。
とにかく、日本株は新たな局面に入った。
昔ながらの罫線とか経験は通用しない。
頭の中のハードウェアを、いったん消去(delete)すべき。
今日も日経電子版の筆者コラムに書いた。
読まれたコラムの第二位。
このエヌビディア祭りで、金は去勢状態。
でも、株高だからこそ、先日も本欄で書いたように、ヘッジ役としての金の存在は益々重要になるのだよ。
とにかく、値動きが軽い株に対して、金価格は2,000ドルにどっしり構えている感じだ。
ポートフォリオを安定化させる重しのような存在感。