17日発表の米重要経済指標で、小売り売上高が上振れした。
事前予測0.4%増のところ、0.6%増。コロナでため込んだおカネを使いきったと言われてきたが、米個人消費は依然堅調だ。
GDPの7割を占める個人消費が活発ということになると、ここで利下げしては、消費バブルと化すリスクがある。
FRBとしては、なんとも、悩ましい数字である。
市場の反応は、早期利下げ論が更に後退したことで、10年債利回りは4%を超え続騰。ドル円は148円。米国株価は下落。
そして、金も下落。
中期的な視点では、金価格が、当面のレンジの下限に近付いており、2000ドルの水準は底堅い。
円建て金価格には、円安の追い風が、またまた、吹き始めた。
これまた、底堅いね~