恒大集団が、米国で破産申請した。既に中国不動産最大手の碧桂園の資金繰り悪化が報道されていた矢先。
恒大破産は既に破綻状態だったのでサプライズ感は薄い。
問題は、連鎖破綻だ。というか、連鎖破綻を、習近平がどこまで救済するか。
秋相場は荒れ模様。
中国バブル破綻→中国からマネー流出、ドル建て債務不履行→金融システムに飛び火→人民元暴落→世界的株暴落を誘発→金急騰。
まだ先の話だが、これが最悪のシナリオで、金には強い上昇圧力がかかる。
ほぼ同時に米利上げ停止が重なれば、2,500ドルも絵空事とはいえない。
金価格高騰で分母が大きくなっているので、500ドル上昇といっても、上昇率は驚くほどではない。
足元では1,900割れてじり安だが、下がったほうが、助走距離は長くなり、飛距離は伸びる。
これ、相場の力学。
なお、円安146円突破だが、昨年と市場環境が異なる。
FRB利上げは最終段階。そして植田日銀の政策修正(大したことは出来ぬが)。日米金利差は今が最大。
昨年は日米金利差が、どこまで拡大するのか、底なし沼のごとき状況だった。
ゆえに、秋相場に入れば、為替介入せずとも、円安にはブレーキがかかるだろう。
150円到達前に反転する。
なにせ、米国為替市場では、過去最大級の円売りポジションが蓄積されており、通貨投機筋は、今か今かと利益確定円買いのタイミングを狙っているのだ。
さて、散歩していると、そこここに、ドングリや栗が落ちている。
ススキやコスモスに遭遇することも。
東京の36度とは異次元の世界。
労働効率も良く、頭キレキレだぜ!
東京に戻ると、頭の中がロシア産ウニ状態になりそうで怖い(笑)
33階から、北海道大学全景と、遠くに小樽が見える。
今朝の札幌は爽快。