31日のNY市場では、シカゴPMI悪化がきっかけになり、1,970ドル台(スポット)まで国際金価格は上昇。

 

kitco

背景には、中期的には利上げ最終局面との認識がある(短期的に、あと1回利上げあるか、が議論されるが)。
上昇圧力はかかりやすい。


なお、COMEXでは12月限がアクティブマンス(取引量の多い代表的限月)となったので、自動的に、代表的NY先物価格は40ドルほど、かさ上げされ、2,000ドルを突破した。
先物と現物価格の差には金利が大きく影響するので、ドル金利が年率5%ともなれば、8月時点で、12月は4か月先ということもあり、期近とアクティブマンスが40ドル近く開く。
まぁ、ドル高金利ゆえの現象。
しかも、分母が2,000ドルに近い歴史的高値ゆえ、限月間の値差も普段以上に拡大する。
「NY12月限では2,000ドル突破」と報道されかねないので、ややこしい印象を与える。


それから円建てでは、円安142円に振れているので、新高値になりそう。
日銀政策修正と言いつつ、昨日は、長期金利を抑えるようなオペを実施したので、やっぱり、日米金利差拡大は止まらないとの観測。
本欄でも指摘してきたことだが、日銀の金融政策の選択肢は限られているのだよ。
FRBは一回0.75%も利上げするのに、日銀は長期金利の上限を、これまでの0.5%から、せいぜい0.6%に引き上げる程度。話がみみっちい。
まぁ、本格利上げやったら、日経平均大暴落は必至だからね。
今回、0.1%程度の政策修正で日経平均は一時800円も急落した。
NY市場では、植田日銀総裁の存在感が薄れてきた。
総裁が変わっても、日銀は、大したことはできない、との認識だ。


さて、今日の写真は、セコマのストロベリーアイス。相変わらずセコマのクオリティは高い。
セブンで買う気にならない。
それから東急ストアの夕張サブブランドの、どでかいメロン。
これで1,600円。安くて旨い。

 

メロンとストロベリーアイス

それから、札幌駅西口にあった、名物「札幌ぽっぽまんじゅう」が、新幹線工事で無くなり、大好物だけに途方に暮れていたら(笑)、駅前地下街の隅にあったので感激ショット。

 

札幌ぽっぽまんじゅう