日経平均はバブル後最高値更新で33年ぶり。
インフレは41年ぶり。
いよいよ、日本人にとって「投資は必須項目」となった。
外国人投資家が、日本は欧米や中国より「安定」しているという理由で日本株を買い漁っている。
外国人の日本への投資も増加傾向だ。
特に世界の半導体大手が、台湾が地政学的に不安定ということで、日本に新たな半導体生産基地を建設の予定である。
米中が半導体を巡り対立していることで、日本が半導体部門の対中包囲網に組み入れられた。
韓国も半導体生産基地を日本に建設する。
かくして、日本、そして日本株が、これまで見向きもされなかったのに、突如、見直されている。
このような市場環境ゆえ、筆者も、久しぶりに、日本株に関してポジティブになっている。
資産運用で、株を増やせば、当然、リスク分散とリスクヘッジで、「金」の必要性も、従来にも増して、強くなる。
よく、株か金か、と聞かれるが、株も金も、が本筋だ。金だけでは単なる投機になってしまう。
これまで投資は怖いといっていた人たちも、怖いから、やらない、では済まなくなってきた。
株が上がると、結局、金を買う人も、長期的に増えてゆくのだ。
株が上がったから、金は用無し、とか、株が下がったから、金を爆買い、などの発想は間違っている。