この金価格グラフ(KITCO)の緑線が200日移動平均線、青線が14日移動平均線。
金価格の赤線が直近で青線を下放れたことに注目している。
短期的に下げのシグナルだ。
4月から、史上最高値更新を視野に上ばかり見てきたが、最高値更新は成らず、市場は焦れた。
とりあえず、短期的な買いポジションが手仕舞われつつある。
残るは、じっくり保有する長期ポジションになってゆくので、今の下落基調が一巡すれば、腰の座った買いだけが残る、健全な市場環境となる。
Weak long(弱い強気筋)は、ふり落とされてゆく。
国際金価格下落の背景は、米債務上限問題に妥協解決の楽観論が増えたこと、FRB高官発言にタカ派的トーン(まだ利上げ打ち止め説は尚早との議論)が増えてドル高・円安が加速したこと、そして、米地銀株に反騰の事例が増えたこと。
まだまだ、紆余曲折はある。
今後は、中期的市場の底流をしっかり見極めたい。
さて、大相撲を、砂かぶり席で見てきた。ご贔屓は朝乃山。
コロナ禍のご乱行で出場停止後、順調に戻ってきている。
場内も、朝乃山のときが、応援が一番賑やかであった。
まぁね、横綱も大関も空席という前代未聞のリスクをかかえる大相撲としては、朝乃山にすがる気持ちだろうね。
ただ、この1年で上位陣もかなり力をつけている。
特に関脇4人は、実力派揃いだ。
この1年、格下の力士とばかり相撲とってきた朝乃山も油断はできない。