国際金価格は依然、1,980ドル前後の歴史的高値圏で推移しているが、国内金価格は再び新高値を更新。
前回述べた植田新日銀総裁初の金融政策決定会合で、今後1年半程度は、超金融緩和政策が続くことが確認された。
但し、その1年半の「これまでの政策のレビュー」の期間中に新たな政策に動く可能性もあると植田総裁は述べている。


しかし、マーケットは、超金融緩和の出口は未だ遠し、ということで136円台まで円安に振れたわけだ。
但し、1年後くらいに急速な円高進展(といっても125円程度)があるかもしれない。
レビューの結果を待たずに、植田総裁が引き締め方向に動くケースだ。
黒田流にサプライズを引き起こす可能性は残っている。
筆者は引き続き長期的にはドルを買うだろうね。
或いは、ユーロ買いかもしれない。


金は積立感覚で買い増してゆくが、ドルは、中期的に売ったり買ったりも繰り返す。
資産運用のメリハリだね。
但し、短期のFXは絶対にやらない。あれは博打だ。
仕事でいやというほど博打打ってきたので、私的にやろうとは絶対に思わない。
所詮ゼロサムゲーム。虚しい。


さて、足元では、FOMC待ち。
NY市場では、ビッグイベントの前座に、所詮、小者たちが暴れているだけなので、マーケットをフォローする気もない。