ドル建て金価格が下落しても、円安効果で円建て金価格は高水準維持。
同じ円安効果で、外国のファンドから見ると、日本企業が安く買える(M&A)。
例えば、中東バーレーンのInvestcorp(規模約7兆円)というファンドが、日本に進出してくる。
これまでティファニーやグッチを傘下に入れたことがある。
竹中平蔵氏を日本法人の会長に据える。
ファンド勢は、こう語る(英語の勉強だよ)
「Everything is on sale in Japan for people who have dollars」
ドルを潤沢に保有する人たちは、日本では何でもバーゲン価格で買える、ということ。
彼らの狙いは、創業者の後継者がいない日本企業。
17万の日本企業の60%が、後継者問題を抱えると語る。
外国人投資家たちは、日本は「宝島」で「お宝探し」と言ってのける。
これまで金を買ってきた日本人は円安効果で儲かっている反面、外国のファンドが続々日本に進出してくる傾向が加速しそうだ。