首題につき、先週金曜日にYouTubeで話したことは、以下の豊島逸夫チャンネルのアーカイブの「いよいよFOMC、市場に異変」で視聴できる。
ページ右の赤字になっている「チャンネル登録」をクリックしておけば、更新したときに、分かる仕組み。
今週は、3連休もあり、FOMCもありで、連日の更新となりそうなので。


https://www.youtube.com/channel/UCBRes-CRgMdMM0s2Rlu605Q


そして週明けのNY市場。
インフレ悪化なのに、インフレヘッジとしての金価格が上がらない理由は、YouTubeで詳しく語ったが、NY市場では、ゴールドマンサックスの2,300ドル説が話題になり期待されていたので、失望感が強いようだ。
筆者は今年に関して、弱気っぽく見ていたので、想定内だが、想定外は、円安が140円を超したこと。
結果的に、円建て金価格が、ここまで上昇とは、根っからの円安派の筆者でも驚きであった。
なお、NY金が弱いことについて、専門的に言えば、ドルの実質金利が年初はマイナス1%程度だったが、今や、プラス1%を超えたことが、非常に大きな要因だ。
特に9月に入って、米10年債実質イールドがプラス0.81%からプラス1.15%に急騰中だ。
これは、インフレも進行しているが、物価上昇率は、やや頭打ち傾向なのに、利上げは今頃になって、加速するという展開になっていることを意味する。
要は、FRBのインフレ対応が出遅れ、焦って、利上げを強化しているということだね。
筆者は、インフレが、そう簡単には鎮静化しないと見ているので、中期的には来年にかけ、現水準から金価格は上昇を見込むことはYouTubeで述べたとおりだ。
筆者が金曜日のNY市場で注目したことは、世界的流通網を持つFedExが、決算発表で、今後1年、視界不良ゆえ、ガイダンス(収益の目途)を出せなかったこと。
更に、昨晩のNY市場では、フォードが部品調達の遅れで、4万台もの在庫を抱え、10億ドルもの減収を発表したこと。
いずれも、供給側のインフレが、ピーク打った感ありと言われたものの、まだまだ、先は長そうということを印象づけた。
中期的にインフレヘッジとしての金の出番は未だ続きそうだ。
長期的にも先進国の財政赤字累積はいずれインフレ要因になる。


さて、今日の話題は、細川たかし。
札幌はススキノの「グランドキャバレー」(今や絶滅した業種)で超売れっ子演歌歌手だったのを見出され、「心残り」でメジャーデビュー。
といっても、若い読者衆はピンとこない歌手名だろうけど(笑)
その細川たかしが、札幌から1~2時間の真狩村出身だとは知らなかった。
村には銅像まであるらしい。

 

細川たかし

ちなみに真狩村の農園が経営する札幌駅北口近くのレストランは私の贔屓店。
とにかく野菜が新鮮で旨い。

 

真狩村の農園が経営するレストラン

細川たかしの若い頃のヒット演歌を聞きながら、真狩村産野菜を食したいものだね~~(笑)
ちなみに、細川は、じゃがいも農家に生まれ育ち、札幌に出て、バンドボーイなど食うや食わずの貧乏暮らしをしていたとのこと。
その、じゃがいもが、真狩村食堂では、実に旨いのだよ。
フライドポテトなれど、似て非なるもの。
知り合いが真狩村で大量に仕入れてくれたので、東京でじっくり食したい。